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抜けた奥歯を補う

CR接着修復法で治療可能な部位について

抜けた奥歯をCR接着修復法で補う場合は、小臼歯(4番・5番)のみを対象とさせていただきます。

CR接着修復法は、歯に直接コンポジットレジン(プラスチック)を築盛して欠損を補う歯科治療です。コンポジットレジンという素材の性質上、強い力がかかると強度不足で割れてしまうことがあります。そのため、噛む力が非常に強い大臼歯(6番・7番)にはCR接着修復法をおこなっておりません。ご理解いただけますようお願いいたします。

(症例1)両隣の歯を大きくして抜けた奥歯を補う

両隣の歯を大きくして抜けた奥歯を補う

患者さん 41歳 男性 奥歯が1本抜けてしまっています
治療概要 両隣の歯にコンポジットレジンを築盛して大きくし、歯が抜けた部分を補いました。
治療回数 2回

(症例2)ブリッジやインプラントには抵抗がある方でも

ブリッジやインプラントには抵抗がある方でも

患者さん 38歳 女性  歯根破折により抜歯した部分を補いました
治療概要 患者さんは、ブリッジは良い歯を削らなければならず、また、インプラントは手術に抵抗がある ということで悩まれていました。そこで、両隣の歯にコンポジットレジンを築盛して大きくし、抜歯した部分を補いました。
治療回数 2回

 

CR接着修復法の奥歯を補うしくみ

CR接着修復法の奥歯を補うしくみ01
抜けた部分の隣の歯にコンポジットレジンを築盛して大きくします。

CR接着修復法の奥歯を補うしくみ02
もう片方の隣の歯にも同様に築盛して、欠損部をふさぎます。

CR接着修復法の奥歯を補うしくみ03
形を整え研磨して仕上げます。

他の治療法との比較

このような抜けた奥歯を補う方法として、CR接着修復法以外には、一般のブリッジ治療やインプラント、入れ歯などがあります。それぞれの治療法について、当院のCR接着修復法と比べてみてください。

ブリッジ治療との比較

ブリッジ治療との比較

ブリッジとは、抜けた歯の両側の歯を支台にして橋を架けるように人工歯を補う方法です。

両隣の歯と一体の連結冠(ブリッジ)を作って抜けた部分の人工歯を支えますが、両隣の健康な歯を大きく削らなければならないという難点があります。

これに対し、当院のCR接着修復法では、健康な歯をほとんど削ることなく両隣の歯にCRを築盛して大きくし、歯のない部分を補うことができます。

インプラント治療との比較

インプラント治療との比較

インプラントとは、抜けた歯の部分に金属の人工歯根(インプラント)を埋入し、その上にセラミックの人工歯を被せる治療です。

人工歯根を顎骨に埋め込みますので強度がありますが、手術等の負担があり、高額になること(当院の場合40万円/税別)、治療期間が長くなることなどの理由でためらわれる方がいらっしゃいます。

これに対し、当院のCR接着修復法では、手術などの負担がなく短期間で修復することができます。

入れ歯(部分床義歯)との比較

入れ歯は、違和感を大きく感じる場合もあり、審美的にも年齢的にも抵抗感をもつ方もいらっしゃいます。当院のCR接着修復法は、隣の歯にしっかり接着し、見た目も本当の歯と区別がつかないものになります。

抜けた奥歯修復の治療の目安

CR接着修復法は保険治療の制約外の手法であり、また治療技術も特別なテクニックとなるため、自費診療でおこなっています。

抜けた奥歯1本を補う修復の治療

治療費(自費) 99,000円(税込)・・・一般的なケースの場合
※両隣2本にコンポジットレジンを築盛してふさぎます。
1本の築盛:49,500円 × 2本 = 99,000円(税込)
通院回数/治療時間 2回(診察(保険)1回/治療(自費)1回)
副作用・リスク 接着修復した部分が、とれたりかけてしまうことがありますが、何度でもつけ直すことができます。

その他の症例を見る

CR接着修復法とは